小児矯正ブログ(院長ブログ)

"早期に矯正を開始することの重要性" "矯正治療における年齢的要因"

質問がありました

質問がありました

歯並びが心配で小児矯正を始めたいと思っております

ただ、
子供は指しゃぶりがやめられていません
指しゃぶりが原因で歯並びが悪くなっている場合
指しゃぶりをやめずに、小児矯正をやったとしても
結局戻ってしまのではないか?と考えております

小児矯正をやる意味自体がなくなってしまうのではないか?
と悩み、小児矯正がスタートできずにいます。

これって、小児矯正を始めた方が良いのでしょうか?

それとも、指しゃぶりがやめられてから小児矯正を始めた方が良いのでしょうか?

教えていただけると助かります

こんな質問をいただきましたので、今回、これについて回答していきたいと思います

結論:年齢次第です

結論からいきますと、
小児矯正をやった方が良いかどうかは、「年齢次第」となります
年齢が低いほど、小児矯正した方がよくて
年齢が高いほど、矯正しても意味がない
となりやすいです

これには人体の「成長」という要素が絡んでくるからなのですが・・・

なので、
逆を言えば、
「大人」の人で、指しゃぶりや爪かみが原因の、不正咬合を矯正する場合は、
確実に、やっても戻ってしまうので意味がないよ
となるのですが

子供の場合は「成長」があるため少し複雑です

その理由

年齢が低い場合

年齢が低い場合(主に3歳〜10歳)

3歳〜10歳の場合、顎は成長中であるため、

少しでも悪い習慣を排除しておいた方が、正しい方向に成長しやすいです

変な方向に成長し、大人になってからなんとかしようとすると、
抜歯等の外科処置が必要になってくるリスクが上がりますので、

可能であれば、子供で成長中の時期に
正しい方向に成長を誘導してあげることができる
「小児矯正」を行うことは 意味があるかと思われます
(もちろん、指しゃぶりをしながらだと効率は悪いですが)

 

年齢が高い場合

年齢が高い場合(11歳以降)
であれば、顎周りの成長はほぼ終わってはいるので、
「成長を正しい方向に」というメリットはあまりありません
#少しはありますが・・・

正確には
20歳以降であれば、指しゃぶり爪噛みやめないなら矯正しても意味ないよ
という認識でOKです

11歳〜19歳でかつ
11歳に近い年齢であれば、まだちょっとは成長の余地があるので
成長発育を良い方向に向かわせることができる小児矯正等は
やる価値は、「まだ」ある

という感じになります

結論

指しゃぶり・爪噛みがやめられなくても、矯正をする価値、意味はあります
ただし、年齢が低いほど、効果があり、
年齢が上がるほど、あまり意味がなくなる(戻ってしまうため)

となります

 

備考

あくまでも当院の見解であり、
矯正の手法や装置、術者が変われば、
また違う意見となるため、
ご参考までに、

詳しくは、お近くの歯科医院でお話をお聞きください。
(医院ごとに結構意見は違ったりします)

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