小児矯正ブログ(院長ブログ)

「矯正装置はたくさんつけた方がよい」と言われたけど、 たくさんってどれくらい?

 

質問がありました

今回は、
abcdentalで矯正中のお子さんからの質問です

矯正を装置をたくさんの時間つけた方が良いと
お父さんからもお母さんからも先生からも言われますが、
それって、
具体的には どのくらいの時間使った方が良い
ということを言っているのでしょうか?

確かに・・・(笑)
思わず、
「ハッ」とさせられる質問でびっくりしました

親も歯科医師も 子供に やれやれ言いますけど(勉強も矯正も)

具体的に、
何をどのくらいやった方が良いのか?
ということに関しては、
言ってないこと多いですよね(きっと)

なので、
今回はその点について解説していきたいと思います

 

 

結論から

結論としましては、
「たくさんつけた方が良い」=「つけれる時間が長ければ長いほど良い」なので、

可能な限り長い時間使ってほしい
というところではあるのですが

目安としては、

マウスピース:1日、1〜2時間(5歳)

拡大床:1日、12〜20時間(5〜7歳)

インビザライン:1日、12〜22時間(9歳〜)

 

という感じになります

ただ、
年齢によりけりという感じで
3歳でマウスピースとかであれば5分とかの目標になったり
カスタマイズする必要はあると思いますので
分けて解説していきますね

 

解説

「マウスピースってどのくらいの時間使った方が良いの?」

 

この辺りは、
医院の方針や、
小児矯正の手法、マウスピースの種類、お子さんの性格
によって変わると思うのですが、

abcdentalの現在の目安はこんな感じになっております

 

【目安】

3歳、1〜5分

4歳前半、5〜10分

4歳後半、10〜30分

5歳、30〜60分

6歳、60分〜

 

おそらく医院ごとに違うので、
あくまでも、abcdentalでは、
ということで捉えていただけると嬉しいです

ポイントとしては、
長くしすぎると、心が折れるし
短すぎると効果が出ない
その間のちょうど良いところを取ろうとすると
上記の目安になった
という感じです

さらに、
abcdentalが上記目安の時間に設定した 理由としましては、
小児矯正は、
コツコツ続ける人の方が効果が出やすいため
「習慣化」して「毎日コツコツ」できるようになること
を優先して目安時間を設定しております

特に「習慣化」「毎日コツコツ」この辺りを習得しておくと、
お子さんの勉強や自宅学習にも応用できるので、
小児矯正をやりながら、
勉強にも相乗効果を発揮できるのでおすすめです

時間に関しては長年小児矯正に携わる中で、
人々のライフスタイルの変化もあり
目安時間も日々アップデートして変えております。
(上記の目安数字はあくまでも現在のabcdentalでの結論です)

拡大床ってどのくらいの時間使った方が良いの?

拡大床に関しては、
マウスピースより使える時間が多めです

(理由としては) 開始する年齢が5歳以上なのと、
使ってる時間分顎を成長させるので、
なるべく長く使う必要がある装置である というのがあります

【目安】 12〜20時間

 

なるべく
24時間に近い形で使った方が痛みが出にくく、
小児矯正期間を短くできます

とはいえ、激しい運動や食事の時は外した方が良いです

(激しい運動の時)落として踏んで壊す →再製作まで小児矯正中断

(食事の時)咬む時の力で装置を壊す →再製作まで小児矯正中断

 

とはいえ、
昔に比べて、最近は、
お子さんになるべく負担がかからないように
を重視される保護者の方が増えているように感じます

なので、
そういう方は12時間 ぐらいを目安に使っていただくようにお伝えしております

 

12時間を下回ると かなり進み具合に影響が出る

abcdentalでは、
「保護者」「こども」「医院の意見」が
なるべく一致するようなベストな装着時間を探りつつ、
話し合って目標を決めるように心がけております
(なかなか難しい時もありますが(笑))

 

インビザラインってどのくらいの時間使った方が良いの?

インビザラインを開始できる年齢は
マウスピースや拡大床より上になります
(9歳以上、7〜8歳から開始できるケースも稀にある)

 

【目安】 12〜22時間

 

 

とはいえ、
こちらも、結局のところ
歯並びを治すためには、続けてもらうことが大事なので
(無理して燃え尽きて使わなくなるよりは)

お子さんとも保護者の方とも相談した上で、
目標時間を決めております

「ムリせず治せる範囲で良いので少ない使用時間が良い」という方もいれば
「とにかく長時間つけて、早く終わらせたい」という方もいて、

昔に比べて色々な考え方があるな と感じております

5〜10年前は、
結構みんな同じことを言うことが多かったので、
この装置は◯時間使って と医院側が決めてしまえばそれで解決しておりましたが

最近は、
本当に、色々個別に意見や考え方が違う ということが多いです

なので、
abcdental側も柔軟に、お子さんや保護者の意見に合わせて
目標をカスタマイズするように心がけております
(その方が結果として効果が出るため)

 

まとめ

まとめていきます
「矯正装置はたくさんつけた方がよい」と言われたけど、
たくさんってどれくらい?」という質問に対しては
とにかく長時間だよ!
という答えにはなりますが

お子さんや保護者の意見も多様化している現代では、
個別に、最適な目標時間をカスタマイズしていく方が、
小児矯正治療の結果が出ているようには感じています

なので、
最近、abcdentalでは、
よく話を聞いた上で、(合意の上で)
最適な目標使用時間を決めるようにしています

今のところ、
それが一番、小児矯正治療の効果を発揮しやすいと感じております

というわけで、
abcdentalに通っている方は、担当スタッフによく相談してみてください

abcdentalに通ってないけれど、
小児矯正をしている という方は、
通っている医院での診療の時に、
装置装着目標時間についてはすり合わせを
たまにしてみるのも良いのでは?と思います

以上、参考になることがあればうれしいです

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