皆さん、こんにちは。
本日は、
歯並びが悪くなる原因ってナニ?
というテーマでお伝えしてまいりたいと思います。
今までは、歯並び悪くなる原因の最も大きなものとしては「遺伝」と言われてきました。
しかしながら、最近の研究結果では、遺伝ではなく、生活習慣が原因であると言われるようになってきているのです。
◇なぜ歯並びが悪くなるのか?
人間の歯の本数は決まっているのを知っていますか?
どんな人であれ28本(親知らずを含めると32本)なのです。
歯の本数はどんな人でも共通であるにも関わらず、歯並びが悪くなってしまうのは、
「あごの発育が影響している」のです。
あごが十分に発達しないことで、歯が生えるスペースが十分にないために、
結果として歯並びが悪くなってしまうのです。
あごの発育というのをもう少し具体的に言うと、
お口の周りの筋機能が発達していないことが原因と言われております。
◇どうしたらお口の周りの筋機能は発達するのか?
今までは、歯並びが悪くなったら、針金矯正(ブラケット)できれいに歯並びをよくすることが最も一般的でした。
たしかにこれは今でも、多くの矯正歯科で行っていることです。
しかし、根本的原因の解決には繋がっていないため、針金矯正は90%以上が後戻りしてしまうというデータもあります。
根本的な解決をするためには、お口の周りの筋機能を向上させることが重要になってまいります。
最近では、MFT(口腔筋機能療法)という治療方法も主流になってきているのです。
最も有名なもので言えば「あいうべ体操」というものがあります。
◇あいうべ体操とは?
次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
- 「あー」と口を大きく開く
- 「いー」と口を大きく横に広げる
- 「うー」と口を強く前に突き出す
- 「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
1~4を1セットとし、まずは1日10セットを目安に行うことをおすすめします。
この体操は、真剣に行うとかなり疲れます。慣れるまでは、2~3度に分けたほうが続けやすいでしょう。入浴時にやるのがお勧めです。
また、「あいうべ体操」は、しゃべるときより口をしっかり、大きく動かす必要があります。
あくまで、このあいうべ体操は最もメジャーな筋機能トレーニング方法です。
当院では、大切なお子様がいつまでも健康で正常な発達をするための、良い習慣を身につけるサポートを
行っております。
もしも大切なお子様の歯並びが気になるという方は、
ぜひ、当院にてお気軽にお問い合わせください。