小児矯正の総合ガイド

本ページは、小児矯正(子どもの歯列矯正)について、開始時期・症状・装置・症例の考え方を、年齢と成長段階に沿って体系的にまとめた総合ガイドです。小児矯正は「歯を並べる」だけでなく、顎の成長発育を活かして土台から整える視点が重要になります。将来的な抜歯の可能性や後戻りのリスクを下げることを目指しつつ、受診前に押さえておきたい判断ポイントをわかりやすく整理します(適応や治療方針はお口の状態により異なります)。

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30秒診断|緊急度チェック

成長期の矯正は「いつ評価するか」が重要です。下記は、「今すぐ相談すべきか」「経過観察でよいか」を判断するチェックリストです。

緊急度:高(3歳から開始を推奨)

  • 下の歯が上の歯より前に出ている
  • 奥歯で噛んでも、前歯の間に隙間がある
  • 上下の前歯の中心が揃っていない
  • 指しゃぶり・舌癖

緊急度:中(6歳前後で検査推奨)

  • 上の前歯が大きく前に出ている
  • 永久歯が重なって生えてきた
  • 噛んだとき、下の前歯がほとんど見えない

※このセルフチェックは目安であり、医療上の診断ではありません。
※矯正治療は自由診療です。治療のリスク・副作用と注意点はこちらをご確認ください。

大田区田園調布_子ども矯正_子ども専門_30秒診断|小児矯正の緊急度チェック

いつから始めるべきか

  • 0〜3歳、3〜6歳:口腔育成期
    歯並びの土台を作る大切な時期。指しゃぶりや口呼吸などの癖を改善し、顎の健やかな発育を促します。
  • 6〜12歳:成長活用期
    顎の成長を活かし、永久歯が綺麗に並ぶスペースを確保します。
  • 12歳~:仕上げ期
    永久歯列を整え、機能的で美しい歯並びを完成させます。ライフスタイルに配慮した装置もご提案します。
年齢から探す専門情報 歯並びと顎の成長を解説 大田区田園調布の子供矯正歯科ならではの専門知識

装置の種類と選び方

インビザライン等の透明マウスピースから拡大装置まで、お子さま一人ひとりの成長に合わせたオーダーメイド治療をご紹介します。

インビザライン等の透明マウスピースから拡大装置まで、当院で使用している矯正装置の写真

どんな症状に対応できるか

「受け口」「出っ歯」「前歯が咬み合わない」「歯がガタガタ」「すきっ歯」「噛み合わせが深い」など、不正咬合別に解説しています。

「受け口」「出っ歯」「前歯が咬み合わない」「歯がガタガタ」「すきっ歯」「噛み合わせが深い」など、症状や不正咬合について

小児矯正の流れ

当院の小児矯正は「相談→検査→計画→治療開始」のステップで進みます。まずはWebから初回電話カウンセリングのご予約をお取りください。検査では、口腔内写真や3Dスキャンを行い、歯並びや顎の状態を確認します。

はじめての方へ|初診の流れ_小児矯正の流れ_治療の流れ

料金プラン

歯並びのお悩みやご希望を丁寧に伺い、最適な治療プランとお見積りをご提示いたします。お気軽にご相談ください。

料金表について_矯正_小児矯正

症例から探す

年齢・症状・装置別に小児矯正の実例を多数掲載。実際の治療例によるBefore→After、治療期間・装置、費用とリスク、開始時期も解説。

小児矯正の症例集


リスク・副作用と注意点

代表的なものとして、以下が挙げられます。

  • 装置による痛み・違和感・発音への影響(一時的)
  • 清掃性の低下による虫歯・歯肉炎リスクの上昇
  • 装置の破損・紛失、使用時間不足による治療遅延
  • 治療後の後戻り(保定装置の使用状況・生活習慣に影響)

未成年の治療は保護者の方の同意が必要です。表示内容は一般的な情報であり、最終的な適応・方法は個別診断に基づきます


小児歯科_矯正治療_専門情報

よくある質問(小児矯正)

Q. 何歳から始めるのがベストですか?

何歳から始めるのがベストですか?

お子さまの状態により異なりますが、3〜6歳は顎の成長誘導に適した時期とされることがあります。まずは現状把握が大切です。年齢別の考え方はこちらをご覧ください。

Q. 子どもでもマウスピース矯正は可能ですか?

子どもでもマウスピース矯正は可能ですか?

条件が合えば可能です(インビザライン・ファースト等)。歯や顎の状態・生活リズム・装着時間の自己管理などを含め、適応を個別に判断します。

Q. 矯正は痛いですか?学校生活に支障はありませんか?

矯正は痛いですか?学校生活に支障はありませんか?

装置装着直後などに一時的な痛み・違和感が出ることがあります。多くは数日で落ち着き、学校生活は工夫で両立できます。詳しくは痛みが出やすい場面と対処法をご覧ください。

Q. 後戻りを防ぐには?リテーナーはいつまで必要?

後戻りを防ぐには?リテーナーはいつまで必要?

治療後は保定装置(リテーナー)の使用が重要です。使用期間は状態により異なります。基本の考え方はこちらと、後戻り解説記事をご参照ください。

Q. 費用はどのくらい?分割や医療費控除は?

費用はどのくらい?分割や医療費控除は?

自由診療のため、個別の診断により異なります。費用体系や分割、医療費控除の目安はこちら解説記事をご覧ください。

Q. 相談だけでも大丈夫ですか?セカンドオピニオンは?

相談だけでも大丈夫ですか?セカンドオピニオンは?

もちろん可能です。セカンドオピニオンのポイントもまとめています。お気軽にご予約ください。

▶ 「よくある質問」をもっと見る

▶ 「診査・診断ガイド」について


監修・診療体制

本ページの内容は当院の診療方針に基づき作成しています。担当する歯科医師・歯科衛生士・TC(トリートメントコーディネーター)については、スタッフ紹介をご覧ください。安全管理と個人情報の取り扱いはコンプライアンス・安全管理に準拠しています。


※ 掲載内容は一般的な情報です。最終的な治療方針は個別診断に基づきます。
※ 自由診療(保険適用外)。費用・期間・リスクの詳細はカウンセリング時にご説明します。