小児矯正

小児矯正は、顎の成長を活かして歯が並ぶスペースを整え、将来の抜歯リスクや後戻りを減らす治療です。

  • 0〜3歳、3〜6歳:口腔育成期
    歯並びの土台を作る大切な時期。指しゃぶりや口呼吸などの癖を改善し、顎の健やかな発育を促します。
  • 6〜12歳:成長活用期
    顎の成長を活かし、永久歯が綺麗に並ぶスペースを確保します。
  • 12歳~:仕上げ期
    永久歯列を整え、機能的で美しい歯並びを完成させます。ライフスタイルに配慮した装置もご提案します。
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30秒診断|緊急度チェック

成長期のタイミングを逃すと、骨格的な改善が難しくなる場合があります。早めの評価が安心です。

緊急度:高(3歳から開始を推奨)

緊急度:中(6歳前後で検査推奨)

目安の年齢別ガイド:3〜6歳6〜12歳

※このセルフチェックは目安であり、医療上の診断ではありません。
※矯正治療は自由診療です。治療のリスク・副作用と注意点はこちらをご確認ください。治療後の「後戻り」についてはこちら

大田区田園調布_子ども矯正_子ども専門_30秒診断|小児矯正の緊急度チェック


小児矯正の流れ

当院の小児矯正は「相談→検査→計画→治療開始」のステップで進みます。まずはWebから初回電話カウンセリングのご予約をお取りください。検査では、口腔内写真や3Dスキャンを行い、歯並びや顎の状態を確認します。

はじめての方へ|初診の流れ_小児矯正の流れ_治療の流れ


年齢から探す専門情報 歯並びと顎の成長を解説 大田区田園調布の子供矯正歯科ならではの専門知識

いつから始めるべきか

0〜18歳までそれぞれの成長ステージに合わせた歯並び・顎の発育を解説。大田区の子供矯正専門ならではの視点で最適なケアをご案内。

透明マウスピースから拡大装置まで、当院で使用している矯正装置の写真

装置の種類と選び方

透明マウスピースから拡大装置まで、お子さま一人ひとりの成長に合わせたオーダーメイド治療をご紹介します。

症状や不正咬合について

どんな症状に対応できるか

「受け口」「出っ歯」「前歯が咬み合わない」「歯がガタガタ」「すきっ歯」「噛み合わせが深い」など、不正咬合別に解説しています。

料金表について_矯正_小児矯正

料金プラン

歯並びのお悩みやご希望を丁寧に伺い、最適な治療プランとお見積りをご提示いたします。お気軽にご相談ください。

小児矯正の症例集

症例から探す

年齢・症状・装置別に小児矯正の実例を多数掲載。実際の治療例によるBefore→After、治療期間・装置、費用とリスク、開始時期も解説。

大田区田園調布の子ども専門歯科医院スタッフと子どもたちの笑顔あふれる診療風景(医院紹介ページへ)

当院について

お子様の成長と歯並びを熟知した小児歯科専門チームが、丁寧なカウンセリングと質の高い治療をご提供いたします。


リスク・副作用と注意点

代表的なものとして、以下が挙げられます。詳細は専用ページでご説明しています。

  • 装置による痛み・違和感・発音への影響(一時的)
  • 清掃性の低下による虫歯・歯肉炎リスクの上昇
  • 装置の破損・紛失、使用時間不足による治療遅延
  • 治療後の後戻り(保定装置の使用状況・生活習慣に影響)

未成年の治療は保護者の方の同意が必要です。表示内容は一般的な情報であり、最終的な適応・方法は個別診断に基づきます


小児歯科_矯正治療_専門情報

よくある質問(小児矯正)

Q: 小児矯正の開始年齢はいつがベストですか?

小児矯正の開始年齢はいつがベストですか?

小児矯正を始める一般的な時期は、永久歯が生え始める5歳から7歳頃とされています。この時期に矯正を始めることで、子どもの成長を活かして顎の骨格を整えながら歯並びを改善することが可能です。矯正治療は通常、「1期治療」と「2期治療」に分かれます。
1期治療は、乳歯と永久歯が混在する6歳から12歳頃に行われ、顎の成長を促進し、永久歯が正しい位置に生えるためのスペースを確保することを目的としています。
2期治療は、永久歯が生え揃った後の12歳以降に行われ、歯並びや噛み合わせを細かく調整します。

– 当院の独自アプローチ –
当院では、3歳から始める早期治療を推奨する場合もあります。特に「反対咬合(受け口)」などの問題は、3歳から5歳までの早期介入で、6歳ごろから始めるよりも高い治療効果を期待できます。また、2期治療においても、より早い年齢で治療を開始する1期治療と2期治療を組み合わせた「ハイブリッド治療」によって、治療後の後戻りを最小限に抑える方法を提供しています。
具体的には、12歳まで待たずに9歳ごろから1期治療と2期治療を組み合わせたハイブリッドな治療を行い、両方の治療の良いところを活かしたアプローチを提供しています。
このような当院の独自の治療方法により、早期に効果的な矯正治療を行うことができ、将来的な歯並びの問題を未然に防ぐことが可能です。

Q: なぜ早期治療が重要なのですか?

なぜ早期治療が重要なのですか?

早期治療は、お子様の成長を最大限に活用し、歯並びや顎の発育に最適なタイミングで介入するために非常に重要です。早期に矯正を始めることで、以下の効果が期待できます:
顎の成長をコントロールし、将来的な歯列の乱れや不正咬合を予防します。
早期に問題を発見し対処することで問題の複雑化を防ぐことが可能になる場合も多く、時間や費用の節約につながります。
問題が悪化する前に治療を行うことで、子供にとって負担が少ない治療が実現します。

-成長期を活用した効果的な治療-
早期矯正治療は、子どもの柔軟な骨構造を利用して、より効果的に歯や顎の問題を解決することができます。成長期を活かすことで、短期間でより良い結果を得られるため、後の複雑な治療を避けることができる場合が多いです。また、早期に問題を発見し対処することで、時間や費用の節約にもつながります。

– 当院の特別なケア方法 –
当院では、早期治療の重要性を深く理解し、お子様一人ひとりの成長段階に合わせた最適な治療計画を提供しています。特に、3歳から始める一部の早期治療では、非常に高い治療効果が期待できる方法を確立しています。さらに、問題が現れる前に「根本原因」にアプローチすることで、治療後の安定性を高め、後戻りを防ぐことができます。
このアプローチが可能なのは、当院が子どもの矯正治療を専門とし、豊富な経験と症例を積み重ねてきたからです。私たちは、お子様の歯と顎の健康を長期的に守るため、最適なタイミングでの介入と、確かな治療技術を提供しています。

Q: 矯正治療の期間はどれくらいですか?

矯正治療の期間はどれくらいですか?

小児矯正の治療期間は、開始時期や個々の症例により異なりますが、一般的には以下のように分かれます。
1期治療: 乳歯と永久歯が混在する6歳から12歳頃に行われ、顎の成長を促進し、永久歯が正しい位置に生えるためのスペースを確保します。通常、1年から3年程度の期間がかかります。
2期治療: 永久歯が生え揃った後、12歳以降に行われ、歯並びや噛み合わせを細かく調整します。この段階では、1年から2年程度の期間が一般的です。

– 当院のアプローチ –
当院では、治療が長期間にわたる場合でも、子どもたちが楽しみながら矯正治療に取り組めるよう、さまざまな取り組みを行っています。
例えば、ガチャ(カプセルトイ)やクレーンゲームなどを通じて治療へのモチベーションを維持し、習慣化を促進するトレーニングを提供しています。
また、保護者の方々にも治療経過の画像を共有し、一緒に治療を見守ることでモチベーションを高めています。
さらに、当院は子ども専門の医院として多くの症例を経験しており、すべての永久歯が生え揃っていない段階でも、矯正を完了してよいかどうかを高精度で判断することができます。これにより、子どもたちに最適なタイミングで治療を完了させることが可能です。

1期治療についてのFAQ一覧

Q:1期治療とは何ですか?

1期治療とは何ですか?(一期治療,Ⅰ期治療)

1期治療(一期治療)とは、乳歯から永久歯へと移り変わる「混合歯列期」を中心に行う、早期の予防的・介入的矯正治療です。この段階で顎の成長発育を良好な方向へ導くことで、将来の本格的な矯正治療である2期治療(二期治療)をよりスムーズかつ簡易化することが期待できます。

Q:1期治療後、必ず2期治療が必要になりますか?

1期治療後、必ず2期治療が必要になりますか?

1期治療で問題が大きく改善されると、Ⅱ期治療(本格的な矯正治療)が不要、または短期間で済む場合もあります。ただし、成長過程や個々の歯列状況によって変わるため、定期的な経過観察が必要となります。

混合歯列期についてのFAQ一覧

Q:混合歯列期とは何ですか?

混合歯列期とは何ですか?

混合歯列期とは、乳歯と永久歯が同時に存在する5歳~12歳頃の成長段階を指します。この時期は、乳歯が徐々に抜け、永久歯が生え揃うまでの移行期であり、顎の発育が活発に進行する特徴があります。混合歯列期は、歯並びと咬み合わせを安定した方向へと導く絶好のチャンスであり、1期治療(一期治療)を行うことで、将来の本格的な矯正治療をより簡易かつ効果的に進められる可能性が高まります。

Q:混合歯列期に治療を行わなかった場合はどうなりますか?

混合歯列期に治療を行わなかった場合はどうなりますか?

混合歯列期に適切な矯正介入を行わず、将来に不正咬合が残存した場合、後の本格的矯正治療で大掛かりな装置を長期間使用する必要が出てくることがあります。また、場合によっては抜歯を伴う治療が不可避となり、治療期間や費用面での負担が増す可能性も否定できません。早期のアプローチは、お子様の成長力を活用できるため、お子様にとっても保護者の方にとっても長期的に有利となります。

成人 矯正 についてのFAQ一覧

Q. 成人矯正と小児矯正(子供の歯列矯正)、何が違うの?どちらがおすすめ?

成人矯正と小児矯正(子供の歯列矯正)、何が違うの?どちらがおすすめ?

お子さまの歯並びが気になり始めたら、まずは「小児矯正(成長期矯正)と成人矯正の違い」を理解しておきましょう。
押さえるべきポイントを4つにまとめました。

1.成長期を活かせるかどうか

・小児矯正(成長期の矯正)
顎の骨が成長途中なので、拡大する装置等を使用し、骨格からのアプローチが可能。
成長を利用して歯並びを整えやすく、抜歯や後戻りを回避できる可能性が高い。

・成人矯正
骨の成長は完了しているため、主に歯を動かす治療が中心。
骨格的な問題を根本から改善しにくく後戻りのリスクあり、場合によっては抜歯や外科的処置が必要になることも。
すべての歯が生えそろっているぶん、想定外の変化が起こりにくいのはメリット。

2.小児期に検査を受けておく大切さ
早期検査を受けることで、「小児矯正」を始めるか、「成人矯正」にするかを柔軟に選択できます。
年齢が上がってからの検査だと、骨格的な成長を活かす機会を逃し、小児矯正を選べない場合があるので要注意。

3.転勤やライフスタイルも考慮
転勤や引っ越しが多い家庭では、ある程度歯の生え替わりと顎の成長が完了してから行う成人矯正のほうが、通院間隔が伸びたとしても対応しやすく、最適であるケースが多いです。

4.どちらがおすすめ?
どちらにも長所・短所があり、一概にどちらがベストとは言えません。
小児矯正:成長を利用して自然に骨格から整えやすく、抜歯や後戻りのリスクも抑えられる。
– 成人矯正:骨格が固まっているため、計画通りに治療を進めやすいが、後戻りのリスクや抜歯や外科的処置が必要になる場合も。

大切なのは、早めの検査でお子さまの状態を知り、ご家庭の状況やライフスタイルに合わせて慎重に判断することです。

その他FAQ一覧

Q. 何歳から始めるのがベストですか?

何歳から始めるのがベストですか?

お子さまの状態により異なりますが、3〜6歳は顎の成長誘導に適した時期とされることがあります。まずは現状把握が大切です。年齢別の考え方はこちらをご覧ください。

Q. 子どもでもマウスピース矯正は可能ですか?

子どもでもマウスピース矯正は可能ですか?

条件が合えば可能です(インビザライン・ファースト等)。歯や顎の状態・生活リズム・装着時間の自己管理などを含め、適応を個別に判断します。

Q. 矯正は痛いですか?学校生活に支障はありませんか?

矯正は痛いですか?学校生活に支障はありませんか?

装置装着直後などに一時的な痛み・違和感が出ることがあります。多くは数日で落ち着き、学校生活は工夫で両立できます。詳しくは痛みが出やすい場面と対処法をご覧ください。

Q. 後戻りを防ぐには?リテーナーはいつまで必要?

後戻りを防ぐには?リテーナーはいつまで必要?

治療後は保定装置(リテーナー)の使用が重要です。使用期間は状態により異なります。基本の考え方はこちらと、後戻り解説記事をご参照ください。

Q. 費用はどのくらい?分割や医療費控除は?

費用はどのくらい?分割や医療費控除は?

自由診療のため、個別の診断により異なります。費用体系や分割、医療費控除の目安はこちら解説記事をご覧ください。

Q. 相談だけでも大丈夫ですか?セカンドオピニオンは?

相談だけでも大丈夫ですか?セカンドオピニオンは?

もちろん可能です。セカンドオピニオンのポイントもまとめています。お気軽にご予約ください。

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監修・診療体制

本ページの内容は当院の診療方針に基づき作成しています。担当する歯科医師・歯科衛生士・TC(トリートメントコーディネーター)については、スタッフ紹介をご覧ください。安全管理と個人情報の取り扱いはコンプライアンス・安全管理に準拠しています。


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ご不安やご希望を丁寧にうかがいます(初回電話カウンセリング所要約15~30分)。

※ 掲載内容は一般的な情報です。最終的な治療方針は個別診断に基づきます。
※ 自由診療(保険適用外)。費用・期間・リスクの詳細はカウンセリング時にご説明します。