【マイナンバーカード】歯科の受付で保険証代わりに使う5つのメリット

「歯科医院でマイナンバーカードと保険証が一体化した マイナンバーカード保険証(マイナ保険証) を使う5つのメリットと利用方法についてご紹介しましょう」

みなさん、こんにちは!

東京都大田区田園調布にある小児歯科・矯正歯科専門の歯科医院「ABC Dental」の院長です。

医療機関や薬局の受付の際に、マイナンバーカードを保険証の代わりに使うと医療情報の共有がスムーズになり、ご自身の健康管理もしやすくなるなど、様々なメリットがあります。

2023年9月現在、すでに医療機関や薬局でマイナンバー保険証が導入されており、今後は健康保険証が廃止されて、2024年秋には「マイナ保険証」が義務化されます。

本記事では、歯科医院でマイナンバーカードと保険証が一体化した「マイナンバーカード保険証(マイナ保険証)」を使う5つのメリットと利用方法についてご紹介しましょう。

ご質問:病院の受付で「マイナ保険証」を使うメリットは?

ご質問をいただきました。

ご質問者様:6歳の娘さんのお母様

最近、病院や薬局に行くと、健康保険証の代わりに「マイナ保険証」を使って受付しますというポスターをよく見かけますが、普通に保険証で受付するのと何が違うのでしょうか?

今までの健康保険証は使えなくなりますか?「マイナ保険証」を使って受付をするメリットは何かありますか?ご回答よろしくお願いします。

回答:医療情報が一元化されて手続き等がスムーズになります

質問に回答します。

「マイナンバーカード保険証(マイナ保険証)」とは、医療機関や薬局にてマイナンバーカードを健康保険証の代わりに利用できる顔写真付きのカードのことです。

従来は、医療機関で受付をする際に、病院の診察券と健康保険証、そしてお薬手帳を合わせて提示する必要がありました。マイナ保険証であれば、1枚持参すればOKです。

マイナ保険証にはマイナンバーが記載されているため、医療機関や薬局はマイナポータルから患者様が過去に保険医療を受けた記録や一元化された情報を確認することができます。

これにより、医師は総合的な診断が可能になり、重複する投薬を回避できるため、適切な処方や高度な医療を提供できると考えられています。

患者様にとっては、毎回、領収証を保管・提出する必要がなくなり、確定申告の際に医療費控除の手続きが簡単になるメリットがあります。

その他にも、高額な医療費が発生する場合、マイナ保険証を利用すれば、窓口で限度額以上の支払いが不要になる点もメリットです。

2023年9月の時点では、今までの健康保険証も通常通りに保険診療を受けることができます。

マイナンバーカードの役割は?

マイナンバーカードはマイナンバーが記載された顔写真付きのカードです。

運転免許証と同じサイズのプラスチックのカードに、氏名、住所、生年月日、性別などが記載されています。

マイナンバーカードを持っていると、本人確認はもちろん、各種自治体サービスや医療機関での受付など様々なシーンに利用できます。

▽マイナンバーカードの役割

・本人確認書類として利用する

・健康保険証として利用する

・マイナポータルで確定申告の医療費控除

・各種自治体サービス

・確定申告をする歳のe-Tax

・電子証明書を利用した電子申請

・住民票の写し

・印鑑登録証明書などの公的な証明書の取得

当院では、顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードをかざすだけで保険証の代わりとなる「マイナ受付」を開始しています

2024年秋には「マイナ保険証」が義務化されますので、今後は医療機関や薬局の受付は従来の健康保険証の提示からマイナンバーカードを使う流れに変わるでしょう。

▽マイナンバーカードを健康保険証として利用するには利用登録が必要です。

参照:マイナンバーカードの健康保険証利用|マイナポータル

医療機関の受付でマイナンバーカードを保険証の代わりに使う5つのメリット

ここからは、マイナンバーを健康保険証として利用する5つのメリットをご紹介します。

①顔認証付きカードリーダーで受付を自動化する

従来の医療機関の受付は対面式でしたが、マイナンバーカードを保険証代わりに使えば、対面で接触することなく、カードリーダーにカードをピッとかざすだけで受付が自動化されます。

カードリーダーはマイナンバーカードの顔写真データをICチップから読み取り、本人確認と保険資格の確認を一度に行うことができるため、受付の流れがスムーズになります。

デジタル庁が運営する専用サイト「マイナポータル」では、患者さんの過去の薬剤情報や特定健診情報を閲覧することができるため、「お薬手帳」の提示も不要です。

また、マイナンバーカードは引越しや住所が変わっても従来のように健康保険証を再発行をする必要がなく、継続的に保険証として利用することができるので便利です。

※2023年9月現在、マイナ受付のステッカーやポスターを掲示している一部の医療機関や薬局で利用することができます。

参照:マイナンバーカードの健康保険証利用|マイナポータル

②健康管理に役立つ

マイナンバーカードの専用サイト「マイナポータル」はマイナンバーカードを使った行政の手続のほか、ご自身の特定健診情報や薬剤情報、医療費などを確認することができます。

マイページにはご自身が過去に受診した特定健診の結果、処方された薬、支払った医療費に関する情報が掲載されていますので、ご自身の健康管理に役立ちます。

▽「マイナポータル」はアプリもあります。

iPhoneの方はコチラ、Androidの方はコチラ

③より良い医療を受けられる

患者さんの同意があれば、医療機関の医師、看護師、薬剤師は患者さんの一元化された医療情報(過去の健診結果、持病、常時服用しているお薬など)を共有できるようになります。

患者さんの過去の健康状態の結果や薬の情報について、各医療機関の間で自動で連携されるため、初診の際に患者さんは口頭で説明する必要もなく、より適切な医療を受けられます。

また、旅行先や災害時などの緊急時にも、マイナンバーカードがあれば医療情報が連携されるので、データに基づいた診療・薬の処方が受けられて安心です。

④医療費控除申請の手続きが簡単になる

確定申告の医療費控除がオンラインで簡単にできるようになり、窓口へ以下の書類を提出する必要がなくなります。

・保険者証類(健康保険被保険者証/国民健康保険被保険者証/高齢受給者証等)

・被保険者資格証明書

・限度額適用認定証/限度額適用・標準負担額減額認定証

・特定疾病療養受療証

マイナポータルからe-Taxに医療費通知情報が連携され、オンラインで確定申告が完結します。

⑤限度額以上の医療費一時支払いが不要になる

従来は、高額な医療費が発生する場合は、自身で医療費を立て替えてから請求するか、役所で限度額適用認定証を事前申請し、認定証が届いた後に医療機関の受付に提示する必要がありました。

※限度額適用認定証とは、窓口での支払いが高額になる時に、自己負担額を所得に応じた限度額にするために医療機関に提出する書類のこと

マイナンバーカードを保険証として情報共有に同意すれば、高額療養費制度における限度額を超える支払いが免除されますので、限度額以上の医療費の一時支払いが不要になります。

役所で限度額適用認定証の書類申請手続きをする必要がなくなり、高額療養費制度の対象となる医療費を一時的に自己負担する必要がなくなるメリットがあります。

マイナンバーカードを保険証の代わりに使う時の注意点

医療機関や薬局はマイナンバーカードのICチップに保存されている電子証明書のデータのみを確認するため、12桁のマイナンバーだけで個人情報が悪用される危険性はありません。

ただし、マイナンバーカードの4桁の暗証番号が漏れてしまった場合、マイナポータルにログインされ、医療情報の他、納税や所得などの個人情報が漏洩するリスクがあるので要注意です。

マイナンバーカード保険証の登録方法

マイナンバーカードを健康保険証として利用するには利用登録が必要です。

「マイナポータル」から登録する方法をご紹介します。

※スマホを持っていない方はセブン銀行ATMでの申込みがおすすめです。

▽「マイナポータル」からの登録方法

準備するもの

・申込者のマイナンバーカード

・数字4桁の暗証番号(パスワード)

・スマートフォン(または、パソコン+ICカードリーダ)

・マイナポータルアプリのインストール

 iPhoneの方はコチラ、Androidの方はコチラ

▽申込の流れ

ステップ1)

・パソコンの場合

以下のサイトにアクセスし、「利用を申し込む」ボタンを押して、申し込みのページを開きます。

マイナンバーカードの健康保険証利用|マイナポータル

・スマホの場合

ホーム画面からマイナポータルを開き、「健康保険証利用申込」をタップして、申し込みのページを開きます。

ステップ2)

「マイナポータル利用規約」をご確認いただき、「同意して次へ進む」を押してください。

同時にマイナポータルの利用者登録が行えます。

ステップ3)

「保険証利用画面」

1.ICカードリーダーをPCに接続してください。

2.ICカードリーダーにマイナンバーカードをセットしてください。

3.「申し込む」を押してください。

ステップ4)

パスワード入力、マイナンバーカード読込

1.数字4桁の暗証番号(パスワード)を入力してください。

2.「次へ」又は「OK」を押してください。

※3回連続してパスワードを間違うと、ロックがかかります。

申し込み完了

子供の歯のご相談は「ABC Dental」へお気軽にどうぞ

大田区田園調布にある小児歯科・矯正歯科専門「ABC Dental」ではマイナンバーカードを健康保険証としてご利用いただけます。

当院では、顔認証付きカードリーダーを導入しており、カードを置くだけでピッと認証され、スムーズに受付を済ますことができます。

マイナ受付には多様なメリットがありますので、是非ご利用ください。

お子様の歯並びが気になる方は、ぜひお子様と一緒に大田区田園調布にある小児歯科・矯正歯科専門「abc dental」の無料カウンセリングをご利用くださいませ。

▽子どもの歯並び相談についてはコチラ!

【小児歯科】子どもの歯並び相談では何をする?内容と流れをチェック – 子ども 歯の矯正(院長ブログ)

 

【マイナ保険証の利用について】
当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。


まとめ

今回は、2024年秋には義務化される「マイナ保険証」を利用するメリットについてご紹介しました。

お子様の歯並びが気になる方は、お子様と一緒に大田区田園調布にある小児歯科・矯正歯科専門「abc dental」にお越しいただき、小児矯正の無料カウンセリングをご利用くださいませ。

東雪谷、南雪谷、雪谷大塚町、上池台、久が原、南馬込、北馬込、西馬込、東馬込、仲池上、北嶺町、東嶺町、西嶺町、池上、下丸子などのエリアからも通いやすい小児歯科医院です。

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