【受験生の口腔ケア】整った歯並びと歯磨き習慣でインフルエンザ予防と虫歯予防

「受験生は歯並びがきれいに整っているとブラッシングがしやすいので、お口の中に汚れがたまりにくく、虫歯になりにくい環境になります。受験シーズンに知っておきたい受験生の口腔ケア、整った歯並びと歯磨き習慣の重要性について解説」

みなさん、こんにちは!

東京都大田区田園調布にある小児歯科・矯正歯科専門の歯科医院「abc dental」の院長です。

いつもブログ・Instagram(@abcdental11)・X(@abc_111_)を見ていただいてありがとうございます。

受験生がいるご家庭では、新型コロナウイルス感染症、風邪、インフルエンザなど、様々な感染症対策に取り組まれていると思います。

受験生は学校と塾のスケジュールが忙しくなり、また夜食や間食が増えるため、歯磨き習慣がおろそかになりがちです。

日頃の歯磨き習慣をしっかりと行い、口腔内環境を清潔に保つことは、口腔内の細菌を減少させるため、風邪予防やインフルエンザの発症リスクを低減します。

さらに、歯並びがきれいに整っているとブラッシングがしやすいので、お口の中に汚れがたまりにくく、虫歯になりにくい環境になります。

そこで今回は、受験シーズンに知っておきたい受験生の口腔ケア、整った歯並びと歯磨き習慣の重要性について歯科医が解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

▽先読み!この記事で分かること

  • 口の中の細菌を減らすことが大事
  • 丁寧な歯磨き習慣でインフルエンザ予防
  • 歯列矯正は清潔な口腔内環境へ導く
  • 定期的な歯科検診で歯のクリーニングを

ご質問:受験生の口腔ケアで気を付けることは?

ご質問をいただきました。

ご質問者様:11歳の娘さんのお母様

小学5年生の娘が来年、中学受験です。娘は風邪をひきやすいので、受験シーズンに風邪やインフルエンザに感染しないか心配しています。

ネットの情報で歯磨きをきっちりする子供は感染症にかかりにくいと知りました。娘はあまり丁寧に歯磨きをせず、甘いものを食べて歯磨きを忘れることも多いです。

受験生が感染症対策として口腔ケアで気を付けることを教えていただきたいです。

よろしくお願いします。

回答:口の中の細菌を減らしておくことが大事です

質問に回答します。

受験生とご家族はコロナ、風邪、インフルエンザの流行に負けないように、うがい手洗い、マスク着用、食事、睡眠、適度な運動を心がけたり、様々な対策をされていると思います。

ご質問者様のご指摘どおり、日頃の歯磨き習慣をしっかり行うことは、口の中の細菌数が減り、口腔内環境を清潔に保つことができるので、感染症対策にとても有効です。

受験生は学校や塾のスケジュールが多忙になりますので、歯磨きはパパっと適当に済ませてしまいがちになり、夜食や間食が増えて、虫歯になってしまうケースも少なくありません。

東京医科歯科大学のデータによれば、口腔ケアによって口腔内細菌が減ると、インフルエンザウイルス感染率が10分の1に減少し、感染率・重症化を抑えられると報告されています。

出典:東京医科歯科大学「Yorisou No.4」(PDF)

歯垢1mg中には約1億もの細菌がいると言われていますが、丁寧なブラッシングとフロスを使った口腔ケアを取り入れることで様々な感染症対策になるというわけです。

受験生は生活が多忙になるため、歯磨きが適当になってしまいがちですが、口腔ケアの徹底は様々な感染症対策に繋がり、虫歯予防にもなりますので、意識されることが大事です。

▽子供の年齢別!歯のケア方法

【保存版】子供の年齢別!家庭での歯のケア方法を歯科医が徹底解説! – 子ども 歯の矯正(院長ブログ)

受験生の口腔ケア!丁寧な歯磨き習慣でインフルエンザ予防!

毎年、冬になると風邪とインフルエンザが流行しますので、受験生がいるご家庭は11月頃から4月までは徹底して体調管理をする必要があります。

感染症対策に予防接種をされているご家庭も多いかと思いますが、家庭では手洗い、うがいは基本として、歯磨き習慣を丁寧に行い、口腔内の環境を清潔に保つことが重要です。

先ほども述べたように、私たちのお口の中には、100種類以上、何十億という数の細菌が存在していて、それらの細菌は歯や歯茎に溜まったプラーク(歯垢)の中でさらに繁殖します。

プラーク(歯垢)とは白くネバネバした粘着性の物質のことで、台所の排水溝にある「ぬめり」のようなものです。

プラーク(歯垢)の中で細菌は食べかすや血液などを栄養として繁殖し、生み出した産物(酸など)の固まりが歯の表面に付着し、体に害のある酵素を作り出します。

インフルエンザウイルスは細胞に入り込んで倍増しますが、私たちの喉には粘膜で守られているので、ウイルスが喉の粘膜に接触しても、通常は簡単に侵入することはできません。

しかし、歯磨きがおろそかになってプラークに棲む細菌が大量に分解酵素が排出されると、喉の粘膜のバリアが壊されて、ウイルスが付着しやすくなるので注意が必要です。

例えば、「プロテアーゼ」「ノイラミニダーゼ」といった酵素は喉の粘膜の表面を保護しているタンパク質を分解する作用がありますので、口腔内環境が不衛生になると、ウィルスが喉の粘膜から侵入して、インフルエンザを発症リスクが上がってしまいます。

忙しい受験生だからこそ、積極的な口腔ケアを行い、口腔内の細菌を減らすことができれば、インフルエンザの発症が10分の1まで減少させることができるのです。

受験生は歯磨きを適当になりがちですが、インフルエンザ対策のためにも、丁寧なブラッシング、歯と歯の間はフロスを併用して、丁寧な口腔ケアを心がけましょう。

定期的な歯科医院の検診で予防的治療を

受験生はインフルエンザ予防のために、毎日正しい歯磨きを行い、細菌の繁殖を防ぐことが大切ですが、歯垢や歯周ポケットの中の歯垢は自分で取り除くことが難しいです。

受験シーズンにインフルエンザに感染しないために、毎日の歯磨きに加えて、定期的に歯科医院で検診を受けて、歯についた歯垢をしっかりと取り除いてもらいましょう

お口の中の細菌が減れば、プロテアーゼ、ノイラミニダーゼといった酵素が減り、インフルエンザウイルスが喉を通じて気道に入りづらくなり、インフルエンザの予防に繋がります。

清潔な口腔内環境へ導く歯列矯正

お子様の歯並びがデコボコ、ガタガタになっていたり、出っ歯、受け口といった不正咬合の症状がある場合、丁寧に歯磨きをしても、どうしても磨き残りの部分が出てしまいます。

現代の子供たちは、食生活と生活習慣の変化によって、歯並びが悪い、咬み合わせに問題がある不正咬合の症状があるケースが多くみられ、子供全体の70%に該当します。

歯並びが良い子供より、歯並びが悪い子供の方が圧倒的に多いというのが現状ですから、丁寧な歯磨きは難しく、口腔内環境が悪化しやすい状況にあるといえるでしょう。

歯並びが悪いと、歯と歯が重なったところに歯垢、歯石が付きやすく、また口腔内が汚れて舌苔や細菌が繁殖しやすくなりますので、インフルエンザの感染リスクが上がってしまいます。

顎の成長段階にある乳歯から永久歯に生え変わる5歳頃〜9歳頃(小学校低学年)に矯正治療をすることで、顎の成長を利用した根本的な歯並び改善が可能です。

受験シーズンに矯正するのが心配な方は、受験が終わってからでも矯正を受けることができますが、顎が成長段階にある幼児期から早期治療を行うとメリットは大きいです。

当院では、3歳から矯正治療を受けることができるマウスピース矯正を行っており、お口周りの筋肉を鍛えながら、歯列が乱れる原因となる習慣や癖を改善する治療を行っています。

なるべく早い年齢で矯正治療を始めることで、受験生になった時に歯並びがきれいに整えられて、清潔な口腔内環境を保つことができますので、インフルエンザ予防にも繋がります

▽小児矯正のゴールデンタイムは5歳前後の理由はコチラ!

小児矯正のゴールデンタイムは5歳前と言われる理由は?上顎の骨の特性にあった! – 子ども 歯の矯正(院長ブログ)

受験生だからこそ!歯列矯正治療を受ける3つのメリット

受験生の保護者様は「矯正治療が気になるけれど、受験が終わってからでも良いでしょう」とお考えの方も多くいらっしゃるかと思います。

小児矯正の考え方は、成人矯正とは少し異なり、顎の成長・発達が正しい方向へ誘導するようにコントロールしながら歯列を矯正できることにあります。

大人になると顎の骨格的成長が終わり、歯並びがに完成していますので、顎と歯並びを調和させるために顎の位置を改善する外科手術が必要になる場合があり、負担は大きくなります。

小児矯正の場合、乳歯と永久歯が混合する時期に治療を開始しますので、上下の顎のバランスを正しい方向へ促し、歯列がきれいに並ぶためのスペースを確保することができるのです。

では、受験を考えているからこそ歯列矯正治療を受ける3つのメリットをご紹介しましょう。

①成長を利用した根本的な歯並び改善が可能

小児矯正の開始時期は必要な場合には乳歯列期から開始することもありますが、一般的には永久歯と乳歯が混在する時期(混合歯列期)となります。

小学生の低学年ぐらいになればマウスピース装置の取り扱いが理解することができ、食事や歯磨きの時に取り外しもできるようになります。

顎の成長段階に矯正を始めることで、これから生えてくる永久歯のスペースを確保し、顎の成長をコントロールしながら顎のズレを補正し、正常に歯が生える環境を作ることができます。

成長期の子供の顎や骨は柔らかく、個人差はありますが、痛みや違和感が少ない傾向にありますので、適応能力に優れているのもメリットです。

根本的な原因にアプローチした矯正になるので、将来、成人矯正する必要がない場合が多く、もし再度矯正が必要になったとしても、抜歯する可能性が低く、治療期間が短くなります。

特に骨格的な問題がある場合や重度の不正咬合が見られる場合は、なるべく早期に小児矯正治療を検討されるとよいでしょう。

▽子供の叢生(歯のガタガタ)についてはコチラ!

【症例写真あり】子供の叢生(歯のガタガタ)を放置するとこうなります!小児歯科医が解説 – 子ども 歯の矯正(院長ブログ)

②虫歯予防・感染症対策に有効

歯並びが悪いと歯磨きがしにくいですが、矯正治療によって歯列が整えられると、歯磨きがしやすくなって、磨き残しも減り、口腔内環境を清潔に保つことができます。

混合歯列期に歯並びを改善しておくことで、受験生になった時に歯のお手入れがしやすくなり、虫歯菌や歯周病菌が繁殖するのを予防することができます。

受験シーズンの冬になると、空気が乾燥してお口の中も乾燥しやすくなりますが、歯並びが悪いと唾液の分泌量も減るので、細菌が洗い流されずに、虫歯や歯周病の発症リスクが高まります。

子供のうちに小児矯正治療を受けて、歯並びを整えてお口の状態を綺麗に保つことは、受験シーズンに虫歯予防・感染症対策となり、生涯に渡って健康的な生活を送る財産になります。

当院では、矯正治療で来院されたときに虫歯・歯周病がないかチェックを行い、虫歯予防のためにフッ素を塗る治療も行っております。

③見た目が爽やかに!新生活をスタートできる

受験シーズンを迎える前に小児矯正をすることで、清潔な口腔内環境を維持できることはもちろん、受験が終わった後にフレッシュな気持ちで新生活をスタートすることができます。

歯列が整えられると見た目が良くなり、お口元に清潔感がアップしますので、自信をもって笑顔になれますし、初対面の第一印象も良くなるでしょう。

近年は、スマートフォンの普及によって自撮りする機会が増えて、ご自身の歯並びに悩まれるお子様が増えていますが、小児矯正は自信を持って明るく成長する力になるのです。

▽子供の歯並びと費用についてはコチラ!

子供の矯正治療、総額はどれくらい?費用の実態と賢い支払い方法
あわせて読みたい

子供の小児矯正・予防歯科のご相談は「abc dental」へお気軽にどうぞ

当院では、「根本的原因から解決する」ことに重点を置いた小児矯正、予防歯科を行っています。

一般的に歯医者は歯が痛くなってから行くイメージがあるかと思いますが、正しい口腔ケアを身に付けていただき、定期的に検診を受けることで健康的な口腔内環境を維持することができます。

虫歯になりにくい口腔ケアをすることで、受験シーズンには様々な感染症対策、インフルエンザ予防に繋がり、安心して受験に臨むことができるでしょう。

当院は幼児のお子様も楽しく通える工夫を凝らしており、保護者様も安心して通い続けることができる様々なデジタルシステムを導入し、利便性の追及を心がけております

お子様の歯並びが気になる方、予防歯科はぜひお子様と一緒に大田区田園調布にある小児歯科・矯正歯科専門「abc dental」の無料カウンセリングをご利用くださいませ。

▽子供の不正咬合について詳しくはコチラ!

子供の不正咬合は全体の60%以上って本当?5つの種類・原因・治療法について解説! – 子ども 歯の矯正(院長ブログ)

まとめ

今回は、受験生の口腔ケアの重要性、整った歯並びと歯磨き習慣でインフルエンザ予防と虫歯予防に繋がるお話をご紹介しました。

体調管理に気を付けて、実力を発揮できますように。

笑顔に満ち溢れた春を迎えられることを願っています。

東雪谷、南雪谷、雪谷大塚町、上池台、久が原、南馬込、北馬込、西馬込、東馬込、仲池上、北嶺町、東嶺町、西嶺町、池上、下丸子などのエリアからも通いやすい小児歯科医院です。