「15歳〜18歳」からの矯正に関する情報(高校生)まとめ

概要

15歳を過ぎると、顎の成長がほぼ完了し、永久歯が生え揃っているため、この時期の矯正治療は非常に有効です。
とはいえ、特に大学受験を控えている学生にとって、治療計画は学業や受験スケジュールに影響を与えないように慎重に立てる必要があります。

治療方法

インビザラインの適用

インビザラインは透明なマウスピース型矯正装置で、特に忙しい高校生にとって適しています。学校行事や受験の際には、目立たず取り外し可能であるため、日常生活や重要なイベントに影響を与えません。

メリット
  • 取り外し可能:重要な学校行事や受験時には取り外すことができ、柔軟性が高い。
  • 歯磨きがしやすい:マウスピースを外せるため、歯磨きがしやすく口内衛生を保ちやすい。
  • 違和感が少ない:金属のブラケットやワイヤーがないため、口内の不快感が少なく、長時間の勉強にも集中できる。
ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、より複雑な歯並びの矯正に有効ですが、取り外しはできません。そのため、高校生の日常生活や受験期間中の利便性を考慮すると、インビザラインが好ましい選択肢となります。

期間

一般的には2年から3年が目安ですが、高校生の場合、大学進学に向けた計画を考慮に入れた上で治療期間を歯科医師や担当スタッフと相談することが大切です。

費用

インビザラインの治療費は約60万円から120万円程度で、公的医療保険の適用はありません。
重症度が高いほど、また治療期間が長いほど費用は高くなる傾向があります。
詳細な費用は歯科医師や担当スタッフにご確認ください。