叢生(そうせい・デコボコ)についての症例1|crowding-01(07321102)
年齢: 小学生(7歳9か月)
併用: 筋機能療法(MFT)
叢生 症例 Case 1
7歳9ヶ月から開始
主訴:デコボコ、ガタガタに噛んでいる噛み合わせを治したい
診断名:叢生(そうせい)
治療装置:拡大床(床矯正)とインビザライン+筋機能療法を併用し治療
(開始後0ヶ月)まずは拡大床/床矯正にて顎の狭さを改善する方向で進める。患児の保護者と相談の結果、いきなり歯を動かすのではなく、まずは顎骨の狭さの改善(土台の改善)から進めることに、装着時間は13〜17時間を目指して装着してもらった(拡大床+筋機能療法も併用)
本格的に歯を動かす前に、顎骨の改善(土台の改善)を行っておくことで、後戻りのリスクを下げられるため上記の方針で、患児の保護者と合意
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叢生
(7歳9ヶ月)
開始後0ヶ月
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叢生
(7歳10ヶ月)
開始後1ヶ月
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叢生
(8歳0ヶ月)
開始後3ヶ月
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叢生
(8歳2ヶ月)
開始後5ヶ月
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叢生
(8歳4ヶ月)
開始後7ヶ月
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叢生
(8歳5ヶ月)
開始後8ヶ月
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叢生
(8歳6ヶ月)
開始後9ヶ月
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叢生
(8歳9ヶ月)
開始後11ヶ月
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叢生
(8歳10ヶ月)
開始後1年0ヶ月
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(開始後1年1ヶ月)ある程度、拡大装置の効果が出たため、ここから本格的に歯を動かすため、インビザライン装置に切り替えた((拡大床+筋機能療法も併用))装着時間は15〜21時間ぐらいを目標に装着
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叢生
(8歳11ヶ月)
開始後1年1ヶ月
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叢生
(9歳0ヶ月)
開始後1年2ヶ月
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叢生
(9歳1ヶ月)
開始後1年3ヶ月
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叢生
(9歳2ヶ月)
開始後1年4ヶ月
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叢生
(9歳3ヶ月)
開始後1年5ヶ月
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叢生
(9歳5ヶ月)
開始後1年7ヶ月
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叢生
(9歳6ヶ月)
開始後1年8ヶ月
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叢生
(9歳7ヶ月)
開始後1年9ヶ月
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叢生
(9歳8ヶ月)
開始後1年10ヶ月
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叢生
(9歳9ヶ月)
開始後1年11ヶ月
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大部分の叢生を改善
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【まとめ】
症状:叢生(そうせい)
期間:1年11か月
開始年齢:(7歳9ヶ月)~
終了年齢:(9歳9ヶ月)(叢生は大部分改善したが一部の未改善部分を治療継続中)
費用の概算:70〜100万
注意事項:
・掲載された症例は一例であり、全ての患者に同様の結果を保証するものではありません
・症例ごとに治療方法や結果が異なります
・治療効果には個人差があり、装置の使用時間で効果が変わります
※その他注意事項は小児矯正のリスク・副作用と注意点に記載
よくある質問
7歳9ヶ月からの開始は早い/遅い?最適なタイミングを知りたいです。
混合歯列(6〜12歳)は顎や歯列の成長力を活かしやすい時期です。基本方針は6〜12歳の矯正情報をご覧ください。適否は検査後に個別判断となります(初診の流れ)。
叢生(デコボコ)になる主な原因は?家庭でできる予防はありますか?
顎の大きさと歯の大きさの不調和、口呼吸や舌癖などの機能要因が関与します。まずは叢生(デコボコ)とは?を確認し、背景理解には子どもが不正咬合になる3つの原因も参考になります。
拡大床とインビザラインは何が違い、どんな順番で使うのですか?
拡大床(床矯正)は歯列弓の幅を広げる装置、アライナーは歯の細かな移動を得意とします。年齢や歯の生え替わりにより、アライナーは一期治療用のインビザライン・ファーストを検討することもあります。装置の概要は拡大床(床矯正)をご参照ください。
学校や習い事と両立できますか?装着時間の目安は?
装置の種類と目的で推奨時間が変わります。基本の考え方は装着時間の注意点にまとめています。スポーツ時の対応は装着したままスポーツはOK?をご覧ください。
痛みはありますか?
違和感や軽い痛みを伴う場合がありますが多くは一時的です。出やすいタイミングと対処は痛みの出やすい3パターンと対処法をご確認ください。
抜歯は必要になりますか?
非抜歯で整えることを目指す場合もありますが、骨格・歯サイズ・口唇機能など総合評価で決めます。治療設計の考え方は叢生(デコボコ)とは?と拡大床(床矯正)をご参照ください。
見た目は変わりますか?治療中の「すきっ歯」や顔つきの変化が心配です。
前歯に一時的な隙間ができることがあります(成長や歯の生え替わりの影響)。詳しくはこちら。また「顔が大きくなる?」は誤解されがちです。エビデンスと注意点は拡大床と顔つきの関係で解説しています。
装置の洗浄・お手入れはどうすれば良いですか?
専用ケースの活用や適切な洗浄で破損や臭いを防げます。実践方法は装置の洗浄方法をご覧ください。
後戻りを防ぐには?いつまでリテーナーが必要?
治療後は保定が重要です。基本の考え方は後戻りの原因と防ぎ方、装置の種類は保定装置(リテーナー)をご参照ください。
小児矯正のリスクや注意点を事前に知りたいです。
装置の破損・むし歯リスク・発音への一時的影響など個別差があります。全体像は小児矯正のリスク・副作用と注意点でご確認ください。
費用と支払い方法は?
料金体系は料金プランをご覧ください。当院はクレジットカードによるオンライン決済のみで、分割支払いには対応していません。
他の叢生の症例も見られますか?
治療計画の比較に、叢生の症例(6歳10ヶ月開始)や叢生の症例(7歳1ヶ月開始)も参考になります(症例は一例で個人差があります)。
※本症例は一例であり、結果・期間には個人差があります。最終的な治療方針は検査・診断後にご提案します(初診の流れ)。
